稲の豊作
今日は七夕ですが、謂われがそれぞれ違うのでこの時期の旅の楽しみの一つに!
棚機(たなばた)とは、
仏教が伝来する以前から行われていた日本古来の稲の豊作を願う禊行事でした。
旧暦の七夕の頃に乙女たちが着物を織って棚に供え、
神様を迎えて稲の豊作を願うというもので、
日本に仏教が伝わると、
この行事は「お盆を迎えるための準備」という意味合いに変化し、
今の七夕(たなばた)の語源になったのではないかともいわれています。
また、吃巧奠(きっこうでん)とは、
女性の技芸(織物/書/笛など)が上達することを願う中国の行事。
七夕の物語は、
裁縫の仕事を司る琴座のベガ(織女星)と、
農業の仕事を司る鷲座のアルタイル(牽牛星)の2つの星が、
天の川を挟んで最も光り輝いているように見えることから
生まれたといわれています。
これらのように、
内容はそれぞれの国や日本各地にも少しずつ違い、
旅をする楽しみがまた増えてきます。
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